株式会社おいしい健康(以下、おいしい健康)は、このたび株式会社紀文食品(以下、紀文食品)と共同で、たんぱく質を手軽に摂取できる食材「はんぺん」の活用法を広めるためのキャンペーンを開始いたします。
2020年度版の「日本人の食事摂取基準」にて、健康な高齢者が必要とするたんぱく質の摂取量の下限を引き上げることを、厚生労働省の有識者検討会が発表しました(※)。これは加齢によって心身が虚弱になる、高齢者のフレイルを防ぐことが目的です。高齢になると筋肉量が低下したり、成人に比べてたんぱく質をからだに取り込む力が低下する傾向にあるため、今後65歳以上の高齢者は、体重1キログラム当たり少なくとも1グラム以上のたんぱく質の摂取が望ましいとされるようになります。
※2019年3月22日に決定。「日本人の食事摂取基準」の2020年版の策定に向けた報告書による。
たんぱく質摂取の重要性が高まるなか、おいしい健康と紀文食品は、良質なたんぱく質を豊富に含む食材「はんぺん」を 活用した、おいしく継続的なたんぱく質摂取のための工夫やアイデアを提案してまいります。
フレイル予防には、良質なたんぱく質を毎日とることが大切です
「在宅医療に携わる医師として、加齢により運動機能や認知機能などが低下するフレイルの状態を放置することは、出来る限り防ぎたいと考えています。フレイルが続くと寝たきりの原因にもなり、健康長寿が叶わなくなってしまうのです。特にたんぱく質の摂取と適度な運動は予防のカギになりますので、たんぱく質が豊富で若い世代から高齢の方まで食べやすい『はんぺん』を、毎日の食事にとり入れてほしいです」
株式会社おいしい健康では、「誰もがいつまでも、おいしく食べられるように」という理念のもと、生活者・家庭目線のヘルスケア事業を展開しております。テクノロジーとビッグデータを活用し、生活者個々の健康を食事面から支えることは、病気予防や重症化防止に寄与するのみならず、その先にある「心からの笑顔」を増やすことにつながります。元気であってほしい、食べたい・食べさせてあげたいという家族の想いを叶え、健康維持や予防、病気、妊娠・育児や介護のときであっても、毎日を笑顔で過ごせる社会の実現を目指します。