2019.04.15

iOSアプリ「おいしい健康」
がん治療中・治療後の方に向けたレシピ検索を提供開始

 食を通じたヘルスケアテック事業を展開する株式会社おいしい健康はこのたび、「がん治療中・治療後」の方に向けたレシピ検索の提供を開始いたします。

 おいしい健康はこれまで、糖尿病などの生活習慣病や高齢者の低栄養防止といった食事療法を対象に、利用者の健康状態に合ったレシピ・献立のパーソナライズサービスを提供してまいりました。

 今回のアップデートにおいては、がん治療中・治療後の方に向けたレシピ検索機能を新たに追加。具体的には、化学療法や手術の影響によって生じがちな、「飲み込みにくい」「味の感じ方が変わった」「食欲がない」「消化不良」といった食事の問題に対応いたします。

 日本では現在、年間で約100万人の方が新たながんに罹られ、治療を行なっております(※1)。他方、がん健診など早期発見の促進や標準治療の進歩を背景として、がんを克服された方(がんサバイバー)はおよそ700万人にのぼるとされています(※2)。

 これらの方々の中には、がん治療中・治療後の食生活において、様々な悩みや不安を抱えている方が多くおられます。術後の後遺症や化学療法の副作用による食欲不振・味覚障害だけでなく、買い物や調理の困難、栄養状態への不安、料理をする気が起きないなど、さまざまな難題に日常的に直面しています。

 おいしい健康では、「誰もがいつまでも、おいしく食べられるように」という理念のもと、がん治療中・治療後の方における食事の問題解決を目指します。また今後はアプリのみならず、日本対がん協会との共同プロジェクトとなる「がんサバイバーキッチン」の推進、さらには、がん治療における食事に関する臨床研究を開始する予定です。

※1 国立がん研究センター「がん統計」
※2 日本対がん協会推計

株式会社おいしい健康

 株式会社おいしい健康では、「誰もがいつまでも、おいしく食べられるように」という理念のもと、生活者・家庭目線のヘルスケア事業を展開しております。テクノロジーとビッグデータを活用し、生活者個々の健康を食事面から支えることは、病気予防や重症化防止に寄与するのみならず、その先にある「心からの笑顔」を増やすことにつながります。元気であってほしい、食べたい・食べさせてあげたいという家族の想いを叶え、健康維持や予防、病気、妊娠・育児や介護のときであっても、毎日を笑顔で過ごせる社会の実現を目指します。

代表者名(共同 CEO)
野尻哲也、松浦弥太郎
設立
2016年7月
コーポレートサイト
https://corp.oishi-kenko.com/

本件に関するお問い合わせ先

https://corp.oishi-kenko.com/contact.html
TEL: 03-4574-0141
担当:福尾