食を通じて病気のない世を作り出す「フード×ヘルステック」スタートアップの株式会社おいしい健康はこのたび、田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:上野 裕明)の提供するALS患者さんのための情報サイト『ALS ACTION!』に、ALS患者さんが楽しめる世界料理のレシピをご紹介するコンテンツ「世界を旅するALSレストラン(https://als-station.jp/alsaction/restaurant/vol1/)」を公開いたしました。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだん動かなくなっていく難病です。ALSの治療では体重を減らさないことが大切であり、そのためにはいつまでも食べる楽しみをもっていただくことが重要です。
「海外旅行に行きたい」
そんなALS患者さんの願いを叶えるために、おうちにいながらにして旅行気分を味わえる、特別なレストランを企画しました。
世界各国を巡りながら、ALS患者さん向けにアレンジした世界の料理をご紹介します。どのレシピも、手に入りやすい材料を使って、おうちでも簡単にできるように工夫しました。世界中のおいしい料理を楽しんで、味覚の世界旅行へご案内します。
ALSでは診断前から体重減少が始まっていることがあります。体重を減らさないために食事をしっかりとることはALSの治療として重要です。しかし、食事というものは栄養を摂るだけのものではありません。おいしい料理はココロを豊かにし、笑顔にしてくれます。料理の味や匂い、その料理が食べられている国を知ることで、懐かしい記憶を思い出したり、行ったことのない場所に想いを巡らすこともできます。
ALSは、患者さんの体の自由を奪い、ご家族にも長期の介護負担を強います。体の動きが徐々に制限される中でも、世界の料理やその国の文化に触れ、楽しい食事の時間を過ごしていただきたいと思います。
カラダが動かなくても、ココロは自由。ココロはいつでも世界中を旅することができるんです。
第一弾では、日本から行きやすい東南アジアの世界遺産と食を巡るツアーへご案内します。今後も世界のさまざまな地域のコンテンツを順次追加してまいります。
ALS ACTION! https://als-station.jp/alsaction/index.html
ALSという病との闘い、日々の何気ない幸せ、どちらのリアリティもここにはある。
ALS患者さんたち みんなが主役の情報サイトです。
ALSステーション https://als-station.jp/
ALSの病態・治療から周辺知識、各種サポート体制など、さまざまな情報を分かりやすく紹介しています。
ALSは運動神経が選択的に変性・消失し、四肢、呼吸、発語、嚥下等に関する筋力の低下と筋萎縮が進行性に起こる神経変性疾患です。病勢の進展は、比較的早く、人工呼吸器を用いなければ生存期間は通常2~5年と言われています(個人差が非常に大きい)。ALSの発症はフリーラジカルによる酸化ストレス傷害が原因の一つと考えられていますが、原因は特定されておらず、治療法は確立されていません。
田辺三菱製薬は、1678年に創業、日本の医薬品産業発祥の地である大阪の道修町に本社を置き、医療用医薬品事業を中心とする製薬企業として、最も歴史ある老舗企業の一つです。「医薬品の創製を通じて、世界の人々の健康に貢献します」という企業理念のもと、中期経営計画16-20では「Open Up the Future-医療の未来を切り拓く」をキーコンセプトと定めました。重点疾患領域である「炎症免疫」「糖尿病・腎」「中枢神経」「ワクチン」を中心に、アンメット・メディカル・ニーズに応える医薬品の創製を通じて、世界の患者さんの健康に貢献していきます。
https://www.mt-pharma.co.jp/
株式会社おいしい健康では「誰もがいつまでも、おいしく食べられるように」という理念のもと、生活者・家庭目線の「フード×ヘルスケアテック事業」を展開しております。テクノロジーとビッグデータを活用し、生活者個々の健康を食事面から支えることは、病気予防や重症化防止に寄与するのみならず、その先にある「心からの笑顔」を増やすことにつながります。元気であってほしい、食べたい・食べさせてあげたいという家族の想いを叶え、健康維持や予防、病気、妊娠・育児や介護のときであっても、毎日を笑顔で過ごせる社会の実現を目指します。
おいしい健康 ソリューション事業部 石川
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