「データによる食と健康・医療の最適化」を実現するヘルスケア・スタートアップ、株式会社おいしい健康は、このたび産後の授乳期における栄養管理補助を目的とした食事支援機能の提供を開始いたします。
産後は生活リズムが大きく変化するとともに出産による体力の低下もあり、毎日の家事をすることに大変さを感じる方も多くいらっしゃることが想像されます。特に食事づくりに関しては、そのような状況に加え、母乳(混合栄養の方も含む)育児の方は母乳がそのまま赤ちゃんの食事となるために、アルコールやカフェイン、辛いものを避けたり、食事バランスなど気にされる方も多いようです。また、ミルク育児の方も昼夜を問わない調乳・哺乳が必要であるために、睡眠時間が十分に確保できずに疲労を感じたり、赤ちゃんのお世話で食事づくりが難しい日が続くこともあるかと思います。
加えて、母乳育児をされている方には母乳の産生によるエネルギーや栄養素の損失があるため、それらをしっかりと補うことも大切です※1※2。
このような背景からおいしい健康では「産後」の授乳期の方の食事を支援する機能の提供を開始いたします。
これまでおいしい健康では妊娠期の方向けに「妊娠中」「妊娠糖尿病」「妊娠高血圧」に加え、妊婦健診で気になる項目のあった方向けに「妊婦健診(体重・血圧・血糖値)」を対応しておりましたが、今回、初めて「産後」の方を対象とした対応となります。今後は「離乳食」への対応拡大も予定しております。
おいしい健康はこれまで、糖尿病などの生活習慣病の食事療法を対象に、利用者の健康状態に合ったレシピ・献立のパーソナライズサービスを展開してまいりました。
今回のリリースでは、産後の授乳期の方に向けて、適したレシピ検索と献立作成機能のサービスを追加しました。
授乳期の方の食事づくりのお困りごとの軽減を目的に、調理の手間が少ないレシピや調理時間の短いレシピ、母乳育児中に必要なエネルギーを手軽に補給できるような軽食レシピを選びやすくすることなど、日々の食事管理のサポートを管理栄養士監修の豊富なレシピとIT技術を活用し、エビデンスに基づいた提案で支援いたします。
おいしい健康では「誰もがいつまでも、おいしく食べられるように」という理念のもと、様々な事情で食事にお困りの方に向けて、今後も引き続きサービスを拡大してまいります。
出産後の授乳期の女性
株式会社おいしい健康では「誰もがいつまでも、おいしく食べられるように」という理念のもと、生活者・家庭目線のヘルスケア事業を展開しております。
テクノロジーとビッグデータを活用し、生活者個々の健康を食事面から支えることは、病気予防や重症化防止に寄与するのみならず、その先にある「心からの笑顔」を増やすことにつながります。
元気であってほしい、食べたい・食べさせてあげたいという家族の想いを叶え、健康維持や予防、病気、妊娠・育児や介護のときであっても、毎日を笑顔で過ごせる社会の実現を目指します。