2022.03.17

女性の更年期の方へ向けた食事支援機能を提供開始 更年期の栄養管理もAI献立で、簡単に楽しく

これまでの食事テーマ(糖尿病、高血圧、心臓病、妊娠など計57テーマ)に加え、更年期の食事支援機能の提供を開始しました。同時に睡眠時無呼吸症候群、腎機能の値が高い、骨折、骨粗しょう症、胃ポリープの提供も開始いたします。

女性のライフステージにあわせて食事支援機能を開発

おいしい健康では、2019年6月に妊娠中の女性の食事管理を支援するサービスをリリースして以来、妊活中から妊娠中、産後とライフステージに合わせた食事支援を開発してまいりました。
今回は、女性のライフステージの中で10年もの長い期間に該当する「更年期」への食事支援機能を開発いたしました。

更年期とは

公益社団法人 日本産科婦人科学会のホームページによると、閉経前の5年間と閉経後の5年間を併せた10年間を「更年期」といいます。女性の日本人の平均閉経年齢は約50歳です。しかし、個人差が大きく、早い人では40歳台前半、遅い人では50歳台後半に閉経を迎えます。
更年期の時期は、ほてりやのぼせに加え、疲れやすさ、めまい、気分の落ち込みなど様々な症状があります。症状や体調の個人差も大きく、毎日の暮らしの中で不調を感じる時間が増える年代ともいえます。

よくある症状

更年期障害の症状は大きく3種類に分けられます。

① 血管の拡張と放熱に関係する症状
ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、発汗など

② その他のさまざまな身体症状
めまい、動機、胸が締め付けられるような感じ、頭痛、肩こり、腰や背中の痛み、関節の痛み、冷え、しびれ、疲れやすさなど

③ 精神症状
気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、情緒不安定、不眠など

出典:公益社団法人 日本産科婦人科学会 ホームページ

一方で、女性ホルモンが減少することから、体重が増加したり、生活習慣病や骨粗しょう症のリスクが高まり、栄養の管理が必要になる年代でもあります。

更年期を支える食事のとり方

  • 太りやすい時期こそ、適正エネルギーを
    閉経を境に上昇する心血管疾患などの生活習慣病リスクは、適正体重を維持することでも予防できます。年齢とともに筋肉量や代謝が低下して体重が増えやすい時期ですが、体重を増やさないことが動脈硬化のリスクを軽減するためにも重要です。
    参考 産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編
  • 骨粗しょう症の予防のため、カルシウムを日々の食事でとる
    女性ホルモン減少は骨にも影響があります。骨密度が下がりやすいこの時期に、しっかりとたんぱく質やカルシウムをとりましょう。
  • 大豆イソフラボンを積極的にとる
    大豆イソフラボンの摂取により、ほてりやホットフラッシュの頻度を減少させるという報告があり、有効性が示唆されています。
    参考 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所

忙しい日々の中では、体調の変化に対応するだけでも難しいもの。さらに、食事での栄養管理を考えるのは体や心の負担にもなります。その支えとなるよう、更年期の食事機能を開発いたしました。

更年期をサポートする3つの機能

① 「A.I.おすすめ献立」があれば、献立を考える手間いらず
更年期に気になるエネルギーや脂質、食塩など自分の体型や年齢にぴったりの献立を提案します。約50万件の疾患別献立データを活用することで、献立に悩むことのない食事作りと栄養管理を実現します。

② 簡単レシピで料理の負担を軽減
更年期は女性ホルモン分泌のゆらぎにより、日々の体調変化が大きい場合もあります。体調不良時の食事作りは普段よりも負担に感じるもの。調理の負担を軽減できるレシピも簡単に見つかります。

③ 毎日の料理が楽しくなる豊富なコンテンツ
料理初心者の方もベテランの方も楽しめるコンテンツが豊富に揃っています。料理研究家が教える調理のコツなど、料理を楽しめる特集を毎月更新します。 

6病態を同時リリース! 63の食事テーマに対応

「誰もがいつまでもおいしく食べられるように」というビジョンのもとに、今回は更年期の他にも、睡眠時無呼吸症候群、腎機能の値が高い、骨折、骨粗しょう症、胃ポリープの6病態をリリースいたします。青年期からシニアまで、途切れること無く食事管理のサービスを提供し、今後もサービスを拡大していきます。

AI による献立・栄養管理支援アプリ『おいしい健康』について

AI による献立・栄養管理支援アプリ『おいしい健康』は、健康な方やダイエット、生活習慣病予備群といった「予防・自己実現のための食事」から、患者や妊婦・高齢者など「医療上の制限がある方の食事」まで、エビデンスに基づく食事管理を、毎日の家庭でおいしく手軽に実践できるよう、サポートいたします。『おいしい健康』では、難しい食事管理をどなたでも簡単に行えるように、一般的なレシピアプリのような使い勝手で実現。個々のユーザーに適した栄養バランスに加え、冷蔵庫の食材や好きな食べもの、料理の腕前や調理時間に合わせた献立を提案する「究極の食のパーソナライズ」を実現し、予防や疾患治療の支援、ひいては「食とデータによる医療費抑制とQOL 向上の両立」という社会課題解決を目指します。

アプリ名:『おいしい健康』
対応端末:iPhone(iOS) / Android アプリ紹介ページ: https://oishi-kenko.com/service_description

ダウンロード:
App Store https://oishi-kenko.com/katgut/ios_app_store
Google Play Store https://oishi-kenko.com/katgut/android-kenko_google-play
WEB https://oishi-kenko.com/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社おいしい健康 広報担当
Email: press@oishi-kenko.com