2023.5.22

5月19日は世界IBDデー(IBDを理解する日)炎症性腸疾患 患者さんがおすすめするおいしい健康「人気レシピ3選」をご紹介!

〜家族や友⼈と⼀緒にたのしく⾷べられる〜

5⽉19⽇は「世界IBDデー」です。 IBDとは炎症性腸疾患(以下、IBD)の総称で、主に「潰瘍性⼤腸炎(UC)」ならびに「クローン病(CD)」を指し、いずれも指定難病となっています。 国内の潰瘍性⼤腸炎患者さんは約22万⼈以上、クローン病患者さんは約7万⼈以上と推察されており、年々増加傾向にあります*¹。

IBDでみられる主な症状としては、腸の炎症に伴う激しい腹痛や下痢、⾎便、発熱といったものがあり、現時点では根治が難しいとされています。 ⼀⽅、近年ではバイオ医薬品など様々な治療法が登場しており、炎症と症状を抑え込むことで、可能な限り病気のない状態と同じ⽣活を送れるよう治療が進化しています。

IBD患者さん・ご家族における⾷事や⽣活の困りごとについて
IBDを持つ多くの患者さんでは、寛解(症状が収まること)と再燃(再び悪化すること)を繰り返します。 再燃期には、下痢や腹痛、⾎便といった摂⾷関連症状が⾒られます。 また、症状が安定する寛解期においても、個⼈差がありますが、油の多いもの、⾹⾟料などの刺激物を控える、といったことに気をつける⽅が好ましいとされています。 その結果、例えば「揚げ物が⼤好きだったのに、病気を発症してからは⾷べることができなくなってしまった」、「外⾷や会⾷が、⼼から楽しめない」といったような、"⾷事を制限されるストレス"に悩まされることがあります。 また⽇常⽣活では、「外出時は常にトイレの場所を気にしなければならない」ことや、IBDの認知度が低いゆえに「仕事中に何度もトイレに⾏くため、サボっているように思われる」といったストレスを抱えている⽅もいらっしゃいます。

IBD患者さん・ご家族に向けた「おいしい健康」の取り組み
AI献⽴・栄養管理アプリ『おいしい健康』では、2020年10⽉より潰瘍性⼤腸炎およびクローン病の患者さんやご家族に向けた⾷事⽀援を開始し、現在では約5000品のレシピを提供しております。 また、患者会や医療機関、製薬会社との様々なコラボレーションを通じて知⾒を積み上げてまいりました。 直近では、潰瘍性⼤腸炎(UC)患者さん向けの投稿プラットフォーム『わたしのほんね』(https://honne-ibd.ex.oishi-kenko.com)を開始しております。 このたび、世界IBDデーに合わせ疾患の認知向上・治療⽀援を⽬的として、アプリ『おいしい健康』における「IBD患者さんの⼈気レシピTOP3」をご紹介いたします。 IBD患者さんだけでなく、病気をお持ちでない⽅もご⼀緒においしく健康に⾷べていただけるレシピです。 ぜひ、ご家庭や医療機関でのご活⽤いただくとともに、SNSなどでもご紹介下さい。

*¹⽇本消化器病学会 炎症性腸疾患(IBD)診療ガイドライン 2020

ーおいしい健康「⼈気レシピ3選」をご紹介ー

調理は炊飯器任せ!「炊飯器で簡単 しらすと⼩松菜のチャーハン⾵」

材料を炊飯器に⼊れてあとは放っておくだけ。フライパンで炒めないので普通のチャーハンに⽐べて油を控えめにできます。

【IBDをお持ちの⽅へのおすすめポイント】
炊飯器で炊き込む⽅法ならチャーハンも、料理に使う油が最⼩限で済みます。IBD患者さんが不⾜しがちな鉄やカルシウムがとれるのもうれしい。
【栄養価】(1⼈分)
エネルギー 373 kcal、たんぱく質 14.6 g、脂質 8.1 g
【材料】(2⼈分)
⽶ 1合 (150 g)
卵(Mサイズ)2個 (100 g)
⼩松菜 1/2束 (100 g)
オイスターソース ⼤さじ1
ごま油 ⼩さじ1
⽔ 160 ml
【簡単な作り⽅】
炊飯器に⽶、しらす⼲し、オイスターソースとごま油、⽔を⼊れて軽く混ぜてスイッチを⼊れる。 炊けたらハサミで切った⼩松菜と溶いた卵を⼊れて、再び蓋をして10分待ち、ざっくり混ぜる。
※詳しいレシピは こちら

外はカリッと中はホクホク「揚げない のり塩フライドポテト」

揚げずに作る、⼦供から⼤⼈まで⼈気のフライドポテト。 ⻘のり以外に、コンソメなどフレーバーをアレンジしたり、ケチャップなどお好みの味付けで楽しめます。

【IBDをお持ちの⽅へのおすすめポイント】
じゃがいもは⼀度、電⼦レンジで加熱してから焼くのがポイント。 そのひと⼿間で、少量の油で焼くだけでも揚げたみたいな仕上がりに!
【栄養価】(1⼈分)
エネルギー 83 kcal、たんぱく質 1.5 g、脂質 4.1 g
【材料】(2⼈分)
じゃがいも 1個 (180 g)
オリーブ油 ⼤さじ2/3
塩 0.6 g
⻘海苔 ⼩さじ1/6強
【簡単な作り⽅】
くし形切りして、⽔にさらしたじゃがいもを電⼦レンジ(600w)で1分加熱。 フライパンにオリーブ油を中⽕で熱し、表⾯の⽔け取ったじゃがいもを焼き⽬がつくまで7〜8分焼いて、塩、⻘海苔をまぶす。
※詳しいレシピは こちら

⼿作りスイーツならでは「ギリシャヨーグルトで脂質カット いちごのフール」

マスカルポーネはカッテージチーズ(裏ごしタイプ)、いちごは冷凍ミックスベリーにアレンジしてもOK。

【IBDをお持ちの⽅へのおすすめポイント】
ケーキを⾷べたいけど、やっぱり脂質が気になるそんなときにおすすめの家族で楽しめるデザート。 型も不要で電⼦レンジだけで、15分以内に完成。 ギリシャヨーグルトで脂質を控えめにできるだけでなくたんぱく質もとれます。
【栄養価】(1⼈分)
エネルギー 154 kcal、たんぱく質 7.3 g、脂質 8.6 g
【材料】(2⼈分)
ギリシャヨーグルト 120 g
マスカルポーネチーズ 40 g
レモン汁 ⼤さじ2/3
はちみつ ⼤さじ2/3
いちご(加熱⽤) 40 g
⽔ ⼤さじ1
いちご(トッピング⽤)60 g
【簡単な作り⽅】
1cm⾓に切ったいちご、はちみつ、⽔を⼊れてラップをかけて電⼦レンジ(600w)で1分加熱して粗熱を取り、 ギリシャヨーグルト、マスカルポーネチーズ、レモン汁とよく混ぜて、飾りのいちごをのせる。
※詳しいレシピは こちら

『おいしい健康』について

AI献⽴・栄養管理⽀援アプリ『おいしい健康』は、健康な⽅やダイエット、⽣活習慣病予備群といった「予防・⾃⼰実現のための⾷事」から、患者や妊婦・⾼齢者など「医療上の制限がある⽅の⾷事」まで、エビデンスに基づく⾷事管理を、毎⽇の家庭でおいしく⼿軽に実践できるよう、サポートいたします。『おいしい健康』では、難しい⾷事管理をどなたでも簡単に⾏えるように、⼀般的なレシピアプリのような使い勝⼿で実現。 個々のユーザーに適 した栄養バランスに加え、冷蔵庫の⾷材や好きな⾷べもの、料理の腕前や調理時間に合わせた献⽴を提案する「究極の⾷のパーソナライズ」を実現し、予防や疾患治療の⽀援、ひいては「⾷とデータによる医療費抑制とQOL向上の両⽴」という社会課題解決を⽬指します。

アプリ名:『おいしい健康』
対応端末:iPhone(iOS) / Android
アプリ紹介ページ: https://oishi-kenko.com/service_description
ダウンロード:
App Store  https://oishi-kenko.com/katgut/ios_app_store
Google Play Store  https://oishi-kenko.com/katgut/android-kenko_google-play
WEB: https://oishi-kenko.com/

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