No.12
「なくては困る」をどう作るか—おいしい健康のビジネスと必要性
2025.09.04
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No.172026.05.14残余リスクとクリニカル イナーシャ。ヘルスリテラシーの大切さについて。
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No.152026.02.04AIで「おいしい」は作れるか—ヘルスケアの現在地
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No.142026.01.19料理は「最後の娯楽」になる?—日本の食卓と社会の未来
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No.132025.12.08「料理したことない人ほど上手くいく」—自分に合った食事の見つけ方
野尻
アプリを通じてユーザーに課金いただくビジネスをやっているじゃないですか。でもアプリにお金を払いたい人はそんなに多いわけではない。無料であってほしいという要望もたくさんきます。ただ、社員が丁寧に頑張ってクオリティの高いものを作っているから無料というわけにはいかない。一方、広告を回せばいいかといったらそうもいかない。インターネット広告には危ないものが多いので、ユーザーに見せたくない。 安全な情報しかないということを守るためにまだ入れていないんです。
松浦
そうですね。
野尻
たくさんのユーザーからご意見をいただきます。すべて受け止めていきますが、ただそれが「マストハブ(Must have)」なのか、「ナイスツーハブ(Nice to have)」かは、見極める必要があって。人って「これがなければ困る。成り立たない」というものにお金を払うものだと思うんです。誰にとってどんなふうに必要なのか、というものをちゃんと言語化して、開発、発信、コミュニケーションをしていかなければいけない。ああしたい、こうしたい、あったらいいな、はたくさんあるので埋もれてしまうとわからなくなってしまう。
松浦
では私たちがさらに踏み込むべき「必要」はどこにあるのでしょうか。
野尻
健康志向の人や病気を持っている人の「必要」を掘り下げると「これ以上体調を悪くしたくない、できれば治りたい」というのが大前提にある。ただ「必要なこと」って疲れるんですよね。「しなければならない」ということがついてきて嫌になってくる。だから楽しくて簡単じゃなきゃいけない。栄養を整えるだけでは本当の意味での必要に至っていなくて、それをストレスなくできるところにこだわっていかなきゃいけない。
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