No.15
AIで「おいしい」は作れるか—ヘルスケアの現在地
2026.02.04
Back Number"のんびり気ままなおしゃべりタイム" バックナンバー
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No.172026.05.14残余リスクとクリニカル イナーシャ。ヘルスリテラシーの大切さについて。
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No.162026.03.03「健康は測るものではなく、判断するもの」—「体を測ること」の重要性とは
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No.142026.01.19料理は「最後の娯楽」になる?—日本の食卓と社会の未来
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No.132025.12.08「料理したことない人ほど上手くいく」—自分に合った食事の見つけ方
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No.122025.09.04「なくては困る」をどう作るか—おいしい健康のビジネスと必要性
野尻
最近OpenAIが医療従事者向けと一般向けの健康サービスを出してきたんですね。それとほぼ同じタイミングで、生成AIのClaudeも健康向けサービスを出してきた。プレスリリースによれば、世界で生成AIを使っている4割ほどが健康絡みの相談だそうですよ。ヘルスケアサービスはとても影響を受けるわけですよね。
松浦
僕は母の介護をしているので、指を切ったとか熱があるとか、すぐ病院に行くべきかどうか迷うときにChatGPTで質問するんです。ドクターのような丁寧な返事が来て、さらに質問してくれるんですよね。そうすると今後、病院やクリニックという存在が生成AIにとって代わるような気分になりますよね。
野尻
生成AIを仕事では使ってるんですけど、食事で使うことは全くなくて。でも、料理していない人に限って「生成AIでこんなことがわかるとは」と言ってる人が多い。要は、料理を作れないんですよ。
松浦
なるほど。
野尻
正しい知識が食事や栄養においてそこまで大事ではないことがわかるんですよね。仮にあったところでやらない。管理栄養士さんもこれまでいろんな助言をしてきたけれど、その助言と同じことをAIに言われてもそれで人は動かないんですよ。だから栄養というのは、知識に価値があるんじゃなくて、行動させることに価値がある。行動価値だと思うんですよね。だから行動の伴走ができないと、正しい方法を教えられてもやる気がしない。
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